対象となる患者さんについて
適格性確認
保険診療の場合、以下の全てに該当するかご確認下さい。
- 悪性腫瘍(固形がん)の診断が確定している(治験の提案を前提としているので基本的には病理組織診断が必須です)。
- 原発不明がん、もしくは希少がん あるいは固形がんで標準治療が終了もしくは終了見込みである。
- 臨床的に、2か月後に新たながん治療を行うことが可能と推測できる。
注意点
- がん遺伝子パネル検査料金には、検査後の治療費は含まれておりません。保険適応外の薬剤を用いる場合には、高額の薬剤費を含めた治療費が必要となる可能性があります。
- 検査後の治療に関して、該当する治験等がない場合は、原則、引き続き紹介元での診療をお願いしております。
- 検査結果通知の準備が整うまで約1ヵ月半~2ヵ月かかります。臨床的に、2か月後に新たながん治療を行うことが可能と推測できる方に限ります。特に標準治療が終了している方は予後が厳しいケースも多いため、この点についても十分ご留意ください。